カナダの高校留学へ
こんにちは。
大阪オフィスの三矢です。
つい最近の事ですが、6月に一人、中学を卒業して間もない16歳の男の子が、
カナダのケローナ地区の高校へ進学(留学)が決まり、渡航したお話です。
★Tourism Kelowna(ケローナ観光局) HPより★

過去の彼の素行や学校の成績は、全く留学に値する様なものではありませんでした。
中学時代、しばらくニュージーランドの語学学校に行き、
自分なりに努力をして、英会話はなんとか少しできるようになっていました。
それだけが良く映っていた唯一の資料でした。
ほぼ9割以上の確率で入学許可、留学ビザの発給は難しいだろうと思っていましたが、
彼のやる気が少しずつ高まってきているのが感じられながら、手続きを進めました。
彼はカナダの高校に行きたい理由と、自分の将来をおぼろげながら描き、提出書類に書きました。
また、大人の推薦状(今回は中学の先生2名)から
成績以外の面ですがまずますの評価をもらえ、その資料を提出しました。
通常よりも1~2週間ぐらい入学許可の審査に時間がかかったみたいです。
本人だけではなく、ご家族や我々の現地の仲間の努力の甲斐もあったんだと思いますが、
条件付きで入学許可がでました。
しかし、安心してはいられませんでした。
次の関門、「就学ビザ(Study Permit)」の発給申請です。
高校留学をするにはどこの国でもビザは不可欠ですが、発給に際しそれなりに条件があります。
この生徒の場合、前述のように、直近の学業の成績と出欠席で、非常に難しい状況でありました。
入学許可とビザは別物ですので、大使館(=カナダ移民局)が発給不可という回答を出す場合もあります。
我々のビザ専門チームも、書類を見たあと、「難しいかもしれませんね」と言っていたくらいです。
申請から数日後、自宅にファックスが一枚。。。
ある症状について述べられた健康診断書(英文)を提出する様に、と英文で送られてきました。
提出期限もあり、英語のわからないご両親は慌てて僕に連絡をしてこられました。
説明をして、英文の診断書を書いてくれる医師または病院を探して下さい、と伝えましたが、
行きつけの某○大付属病院では、英文のものは発行できない、と拒否され、
他の病院に聞いてみてもなかなか英文の診断書を書いてくれる医師や病院が見つからず、
数日が経ってしまいました。
御両親は必死に電話で確認し、何とか見つけ、期限までに大使館に届ける事が出来ました。
それから2週間後。出発予定日数日前です。
ビザが発給された、と連絡がありました。
ご両親にお伝えしたところホッとされ、後から聞いた話ですが、
本人は今までにないくらい高揚し、喜んでいたそうです。
出発の日、普通なら、これから1年、いや数年、見られない息子を空港まで送っていくとは思いますが、
ご両親はなんと、京都駅まで送っただけでした。
京都駅からカナダのケローナに向け、彼はひとりで旅立ちました。
もちろん、事前に相当詳しく説明した飛行機の乗り方や各空港での乗継方法、出国・入国手続き、
荷物の事などの書類を渡し、説明もしていましたので、
カナダ入国の際に、移民局で正式にビザを発給してもらい、無事ケローナに到着できました。
現在、現地の語学学校に通い、英語力を磨いて、はや3週間が経ちましたが、
モチベーションを維持しつつ、素晴らしいケローナの気候や、一緒に学ぶ仲間たちと楽しみながら、
充実した日々を送っている、と現地のカストディアンから報告が入っています。
彼には、これまで心配をかけてきたご家族の為にも、
異国の地で、自分の夢や希望に向かって頑張ってもらい、もらったチャンスを生かせる様、
高校留学を成功させてほしいと、切に願っています。
これからは日本国内の高校だけではなく、海外の高校も視野に入れるべき時代です。
日本の受験戦争では結局は出る杭になれません。
世界では出る杭(高い能力)は伸ばしていく、そしてチャンスを与える、という考え方です。
海外の高校進学に挑戦をしたい、また希望している中学生の皆さんとそのご家族の方々、
準備や申請には半年くらいかけた方が良いので、お早めにお問い合わせください。

