left-border留学ガイド

left circleleft circle現地での生活について

慣れない海外での生活は、予想している以上に大変です。一方で、毎日新しい発見と感動を与えてくれる素晴らしい体験とも言えるでしょう。
みなさまの留学生活が、有意義なものとなるよう以下のことに気を付けてください。

やる気と積極性を持ちましょう !

海外では、黙っている場合、現状に満足していると思われてしまいます。言わなくても、察してくれるという考え方は通用しませんので、自分の考えや意見は積極的に発信するようにしてください。新しく出会った友達にも、初めは恥ずかしいかもしれませんが、自分から笑顔で声を掛けるように心がけましょう。やる気と積極性次第で、世界はどんどん広がっていきます。いつも好奇心を持って楽しむ気持ちを忘れずに !

ルールを守りましょう

ご自身も、周りの方も気持ちよく生活できるように、ルールを守って生活しましょう。滞在国や地域の法律を順守することは当然ですが、学校や滞在先のルールに従うことも忘れずに!中には、ご自身が日本で守ってきたルールとは異なることがあるかもしれません。しかし、その土地、その場所によってルールは異なるものです。「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、おおらかな気持ちで受け止めるようにしましょう。納得ができないことがあれば、相談するようにしましょう。

安全管理を徹底しましょう

みなさまにご案内する国や地域は安全に配慮して選定していますが、日本と比べると危険な場所も多く存在します。生活に慣れた頃に、スリや置き引きの被害に遭う方も少なくありません。生活している場所は外国であることを忘れず、常に安全管理を怠らないようにしてください。危険な地域には立ち入らない、夜一人で出歩かない、貴重品の管理は責任を持って行うなど、基本的なことこそ忘れずに、自分の身は自分で守るようにしましょう。

国際電話、メールは必要最低限に

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の発達により、昔に比べ日本と海外とのやり取りも随分楽になりました。最近では、これらのサービスを利用して留学中の空き時間もずっと日本の家族や友人と連絡を取り合っている方が多く見受けられます。
しかし、せっかく留学しているのですから、新しい生活に集中するようにしてください。目の前には、日本では見ることのできない景色が広がり、あなたの周りには様々な国から集まった新しい友人がたくさんいます。
日本との連絡は週に1~2回など回数を決めて、その際にまとめて報告をするなど、出発前に連絡手段と頻度をご家族と決めていただくことをお勧めします。

困った時は必ず相談を

ご滞在中に、ご自身が予想していなかった事態やトラブルに巻き込まれることがあるかもしれません。何か困ったことが発生した場合は、遠慮せずに、すぐに現地のスタッフやホストファミリーなどに相談してください。日本へ問題を持ち帰っても解決しませんし、貴重な時間をお返しすることはできません。現地で発生した問題は、必ず現地で解決するようにしましょう。
ACOSTAでは、慣れない滞在先でも充実した生活・研修が行えるよう、万全の体制でご参加のみなさまをサポートします。現地での事故などの緊急時には、近畿日本ツーリストグループの海外ネットワーク「ツーリストインターナショナルアシスタンスサービス」の海外支店もご利用いただけます。滞在先でも日本語でサービスが受けられるので安心です。
最終案内でお渡しする日程表に、緊急連絡先を記載していますので、ご出発前にご確認ください。

Q. 誰に相談したらいいの?

相談内容によって、相談相手が変わります。誰に相談すればいいかわからない場合は、ACOSTAにご連絡ください。(以下、一例です。)

  • 風邪をひいてしまったので病院に行きたい
  • バスの乗り方がわからない
  • 滞在先の子どもがいたずらで困る
→ ホストファミリー
レジデンスアドバイザー(学生寮の場合)
ホストファミリーとうまくいかない
→ アコモーデーションオフィサー(宿泊担当)      
授業が難しすぎる/簡単すぎる
→ 担任の先生      
アクティビティ/週末の観光ツアーについて知りたい。
→ アクティビティコーディネーター(アクティビティ担当)      
       

One Point

海外では日本では思いもよらないことが、禁止されていたり、注意を必要とする場合があります。以下、注意しましょう!

  • 屋外でお酒を飲まない!…多くの国では、決められた場所以外の屋外で飲酒をすることを法律で禁じています。日本スタイルの「お花見」には気を付けてください。
  • 授業中に宗教や政治を話題にしない!…学校にはいろいろな国の生徒が参加しており、宗教、政治、歴史に対する考え方は様々ですので、ほとんどの学校がこれらを授業の題材に取り上げません。しかし、様々な考え方を学ぶということは、留学の醍醐味でもあります。個人的に友人と話をする場合は、自分の意見を押し付けるのではなく、それぞれの文化背景や意見を尊重しながら話をするようにしましょう。
  • 叩いたり、小突いたりしない!…日本のコントなどではお馴染みのツッコミ。海外では暴力とみなされ、警察を呼ばれる騒ぎになることがあります。気軽に他人の頭を小突いたりするのはやめましょう。
  • これは失礼!マナー違反です!…初対面の人に年齢や体重を聞く/人を指差す/許可なく知らない人の子どもの写真を撮る
  • ちょっと恥ずかしいかも…英字が書かれたTシャツなどは十分注意してください。ご自身では気づかない恥ずかしい内容が書かれていることがあります。

研修初日と研修について

研修初日は、時間通りに無事学校にたどり着けるか、友人はできるかなど緊張の1日になるでしょう。有意義な研修するためにも、心の準備をしましょう。

研修初日について

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A. 研修初日には、登録やオリエンテーション、クラス分けのためのプレイスメントテストなどが行われますので、遅れないよう早めに学校に到着しましょう。

滞在先から学校へは、公共交通機関や徒歩で向かいます。ホームステイ滞在の方はホストファミリーに、寮やホテル滞在の方は受付のスタッフなどに、事前に通学方法や所要時間を確認してください。
学校に到着したら、受付でお名前と新入生であることを伝えてください。登録方法等の指示がありますので、従ってください。
オリエンテーションでは、学校内外の案内や研修の受け方、選択科目の取り方、アクティビティの申し込み方など、研修にあたって大切なことが説明されます。ひと通りの案内がまとめられた書類が渡される場合もありますが、口頭のみの説明の場合は、必ずメモを取り、分からない時には、先生に申し出てください。分かった振りをして、選択科目を取り損ねたり、アクティビティに参加できないことのないよう、恥ずかしがらずに、分かるまで何度でも質問してください。
プレイスメントテストは、クラス分けのためのテストです。各人のレベルをチェックするため、文法や語彙、作文、ヒヤリング、スピーキングなどのテストが行われます。このテストでは初級から上級までのレベルをはかりますので、すべて答えられなくても問題ありません。


研修期間中に気を付けたいこと

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A. 研修は基本的に入校日の翌日からとなります。(プログラムによっては入校日から授業が行われることがありますので、研修初日に確認してください。)

授業時間以外はフリータイムですので、自習や宿題をしたり、ショッピングや観光を楽しむなど、各自のプランで自由にお過ごしください。どの学校もコンピューター室や図書室、自習室などを生徒のために開放しています。


有意義な研修にするためにも、以下の事項に気を付けてください。

1. 積極的に授業に参加しましょう

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A. 研修の成果は、心がけひとつで大きく変わります。

まずは、授業中に発言すること!間違った英語で話しては恥ずかしいといって、黙っていてはまったく意味がありません。大切なポイントは「積極的に発言する」「Yes/Noをはっきり言い、誤解を招かない」「ためらわず主張する」ことです。
次に、外国人のクラスメイトに話しかけること!外国人の友達がひとりできれば、友達の輪はぐんぐん広がっていきます。居心地がいいため、どうしても日本人同士で一緒に居がちですが、どれだけ英語を話すかが、英語上達の鍵といえます。
最後に、学校内では英語で話すこと!プログラムや学校、渡航時期によっては日本人が多いこともあります。日本人同士だから英語で話すのは恥ずかしいという気持ちがあるかもしれませんが、校内で母国語の使用を禁止している学校もあります。たくさん英語に触れて、英語力を伸ばすように努めましょう !


2. 学校のルールを守りましょう

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A.学校によって様々なルールが設けられています。

オリエンテーションの際、説明がありますので、メモを取るなどして理解できるまでしっかり確認しましょう。
学校のルールや指示に従わない場合は、学校/受入機関の判断によりプログラム参加を停止し、退学や強制送還になる場合もあります。その際の授業料の返金などは一切ありません。


3. 欠席する時は学校へ連絡を

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A.やむを得ず授業を欠席する場合は、必ず学校に届けましょう。

あらかじめ欠席することが分かっている場合には、前日までに直接先生に申し出てください。また、急な病気や怪我で欠席する場合には、学校に電話してください。
理由なく欠席が続き、受けるべき授業の8割以上に出席しない場合、コースの修了証が発給されないだけではなく、退学処分や学生ビザが取消される場合もあります。


4. 早めに滞在先へ帰りましょう。

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A.海外は、日本とは異なり、夜になると公共交通機関の本数が極端に少なくなるので注意しましょう。

特に通学に慣れない間は、早く帰るように心がけましょう。ホームステイ滞在の方は、夕食の時間に遅れる場合、帰りが遅くなる場合は、ホストファミリーに必ず電話してください。寮滞在の方は、門限に遅れないよう気を付けましょう。


5. 週末・祝祭日は有意義に過ごしましょう

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A.空き時間は有効に利用してください。特に週末や祝祭日は、普段の勉強を実生活で生かすチャンスです。

ショッピングや観光に出かける方も多いですが、地域によっては、日曜日はほとんどのお店が休みになったり、早く閉まったりすることがありますので、注意してください。また、美術館や博物館、観光地の休業日や開業時間などは事前に調べて、あらかじめ計画を立てておくとよいでしょう。
学校や研修先の多くは、週末に有料で周辺の観光地やテーマパークへ行くバスツアーなどを実施しています。「アクティビティ・スケジュール」として掲示板などに張り出されたり、プリントが配られたりしますので、興味がある方は学校で確認してください。また、個人的に列車やバスなどを利用して観光に出かけたいという場合でも、交通機関や宿泊などについて学校でアドバイスしてくれますので、遠慮せずどんどん相談しましょう。
未成年の方は、参加できるアクティビティが限られていたり、保護者の同意書が必要な場合がありますので、早めに学校のスタッフに確認してください。

One Point

自由時間は、安全対策を怠らず、責任を持って行動しましょう。観光地で、スリや置き引きの被害に遭う人もいます。身の回り品には特に気を付けるようにしてください。 一部の危険なアクティビティ(スカイダイビングやバンジージャンプなど)は、海外旅行保険の補償対象外となっていることがありますので、ご加入の保険を確認しご自身の責任の下、参加してください。


研修が終わりに近づいたら

帰国日が迫ってきたら、荷物の準備と、空港までの移動方法を確認してください。
荷物は必ず帰国日の前夜までに準備しましょう。航空会社の規定を超えないよう、忘れ物がないように注意してください。また、パスポートや航空券はスーツケースに入れず、機内手荷物用の荷物に入っているか確認してください。
滞在先から空港までの送迎をお申込みの方は、必ず帰国前日までに、集合場所と時間を担当者に確認してください。 滞在先から空港までの送迎をお申込みでない方は、ホストファミリーや学校で尋ねるなどして、最も確実な方法と所要時間を確認してください。
なおタクシーを利用する場合には、イギリス・アメリカ・カナダの場合、メーター表示の料金以外にチップとして10%~15%の金額をプラスします。オーストラリアとニュージーランドでは、基本的にチップは必要ありませんが、重い荷物を運んでもらった時など、感謝の気持ちとして、1個当たり100円程度を目安に渡してもよいでしょう。
フィリピンとマレーシアは、タクシーに乗る前にメーターが付いていることを確認してください。学校や滞在先のスタッフに呼んでもらうのがいいでしょう。また、運転手に知らない人との相乗りを打診されたら、強く断りましょう。フィリピンではチップが必要、マレーシアでは基本的にチップは必要ありません。

寮滞在の場合、入寮手続をした受付に出向き、退寮手続をします。入寮手続の際に案内がありますが、必ず受付が開いている時間に行きましょう。退寮手続の際に、保証金の返金を受け、鍵の返却方法等を確認してください。